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ニュース・フラッシュ

2007年1月9日 サンティアゴ 中山 健

チリ・Xstrata、チリ第XI州Rio Cuervo水力発電所建設のための環境影響調査報告書をチリ環境当局に提出

 1月2日付け地元紙等によると、Xstrataの現地法人Energia Australは、チリ第XI州Rio Cuervo水力発電所建設のための環境影響調査報告書をチリ環境当局に提出したと報じた。同水力発電所は、600MWの発電能力をもつもので600百万US$を投じて2012年に操業を開始計画である。同発電所は第XI州地方で、Energia Australが計画している3つの発電所計画の1つである。第XI州は人口も少ないパタゴニアの森林地帯で鉱山は鉛・亜鉛を生産するToki鉱山があるのみ。電力は中央系統でサンティアゴまで連結される。同社は北部鉱山地帯に配電している北部系統には供給は出来ないが、中央系統と北部系統とバーターが可能となる。なおXstrataはチリ北部で、Collahuasi鉱山(権益44%)、Lomas Bayas鉱山(100%)、Altonorte製錬所(100%)を操業しているほか、El Morro、Fortuna de Cobreといったアドバンスステージの探鉱案件を有している。

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