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ボリビア政府とインド・Jindal社、El Mutun鉄鉱山開発に関する契約合意
業界紙等によると、2006年7月にEl Mutun鉄鉱山開発に関して基本合意したボリビア政府とインドのJindal Steel & Limited(以下、Jindal社)は、今後40年間の同鉱山の採掘権50%に関する契約書に45日以内に署名を行うことで合意した。
ギジェルモ・ダレンセ鉱業大臣によれば、争点の一つだったガス価格については行程別に異なる設定が行われ、鉄の還元処理プラントでは、3.91US$/MBtu、発電用プラントでは1.95US$/MBtuで合意した。また、税金問題については、内容は明らかにされていないが、会社側の投資額や利益を保証する妥当な税率で両者が合意できた模様。
モラレス大統領は、今回の合意は21億$の投資が約束されたもので、国全体に利益をもたらす歴史的なプロジェクトになると強調した。
Jindal社のVikrant Gujral副社長は、「交渉は困難を極めたが、透明性と双方が尊敬の念をもって交渉に取り組んだことでついに合意に達した」と表明し、プロジェクトの実行を約束した。
