ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
ザンビア・銅鉱山、相次いでストライキ発生
各社報道によると、ザンビアの2つの銅鉱山で、賃上げを要求を巡り、労働組合に率いられた鉱山労働者によるストライキが、相次いで発生した。
まず、2月28日に、ザンビア第2の銅生産鉱山であるMopani 銅鉱山での賃金交渉において、鉱山労働者の40%の賃金アップの要求に対し、鉱山側の回答が16%の上昇に留まったのを理由に、鉱山労働者がストライキに突入した。しかしながら、翌日に、組合側が再度交渉した結果、今後、満足できる回答が得られそうだとして、ストライキは1日で終了している。
その翌日、3月2日には、Luanshya銅鉱山の賃金交渉において、同じく、鉱山労働者の40%の賃金アップの要求に対し、鉱山側回答が18%の上昇に留まった結果、労働者がストライキに突入した。このストライキは、3月5日現在、まだ継続しており、銅70t/日とされている鉱山生産への影響が懸念されている。Mopani 銅鉱山はGlencore International AG社(スイス。権益73.1%)とFirst Quantum社(カナダ。権益16.9%)のJVで、Luanshya銅鉱山はJ & W Investmentグループ(スイス)が所有している。
