ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
ザンビア・Ndola銅JVプロジェクト、ザンビア鉱山大臣の了承を獲得
African Eagle Resources社(英国、以下AER社)は、2006年8月にPhelps Dodge Mining (Zambia)社(Phelps Dodge社の子会社、以下PDMZ社)との間で、AER社が100%所有するザンビア・Ndola銅プロジェクトへのPDMZ社のEarn-inに係るJV協定を締結した。本JV協定について、ザンビア鉱山・鉱物開発大臣の了承が得られたと発表した。
2006年8月に両者間で締結されたEarn-in協定により、PDMZ社はAER社の株式取得予約金として2回に分けて計273万US$の拠出を参入条件としているが、1回目は2月時点で完了している。以後、AER社はその拠出額の75%をNdolaプロジェクトの探鉱資金とし、両社で合意された15か月間の探査を実施するが、探査終了時点で、PDMZ社は排他的なプロジェクトへの参入権を得る。また、拠出金の残りについてはAER社がその他の目的で使用することができる。その後、PDMZ社は以後の探鉱費について3百万US$支出することにより、同プロジェクトの権益51%を、さらに、バンカブルFSを実施することにより権益19%をそれぞれ取得し、最終的にプロジェクト権益70%を持つことができる、といった内容のものである。
Ndolaプロジェクトは、ザンビア、コンゴ間のカッパーベルト内、First Quantum社が操業するBuwana/Lonshi鉱山の近傍に位置し、2005年7月にAER社がライセンスを取得した。過去、1960年代までの調査で、埋蔵資源量40百万t、銅品位0.75%の鉱床が存在しているとされている。
