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ニュース・フラッシュ

2007年3月5日 ロンドン 高橋健一

南ア・Dominion Reefウラン・プロジェクト、SXR Uranium One社(カナダ)が生産開始

 SXR Uranium One社(本社カナダ)は、3月1日、南アフリカ・Dominion Reefプロジェクトでのウラン鉱石の処理を開始した、と発表した。同プロジェクトは、以前からウラン及び金を含む鉱床として知られていたが、金については、古く1880年代から生産されていたものの、ウランについては利用されずにいた。以前の所有者であったAnglo AmericanからUranium One社が取得した後、2006年7月に、ウランを主目的としたFS結果が発表され、推定鉱物埋蔵量18.5百万t、酸化ウラン平均含有量0.77kg/t、酸化ウランの当初年間生産量3.8百万lb(2011年までの第1フェーズ)、操業コスト14.5US$/lb(副産物の金を含む)、初期投資額152百万US$と評価されている。今後、過去に採掘された廃さいからのウラン回収なども含め、2015年までに酸化ウラン年産7百万lbへの増産計画もあるとしている。

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