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ニュース・フラッシュ

2007年3月6日 北京 土屋春明

中国地質調査局、青蔵高原で600か所の鉱床を新たに発見

 安泰科によれば、中国地質調査局は青蔵高原で600か所の鉱床、鉱徴地を発見した。その中には鉄、銅、鉛・亜鉛など国内で不足している重要な鉱種が含まれている。
 中国地質調査局張洪涛副局長は北京で開かれた記者会見で、青蔵高原に対し7年間に亘り地質調査を行い、銅、鉛・亜鉛、鉄、セシウム、金、銀、コバルト、クロムなどのポテンシャル評価から青蔵高原の銅の予想埋蔵量は3,000万~4,000万t、鉛・亜鉛の予想埋蔵量は4,000万t、鉄の予想埋蔵量は数10億tになると述べた。
 張洪涛副局長の話によると、新たに発見した600か所の鉱床、鉱徴地の中の一部の鉱床は既に探査評価段階に入っているとのことである。

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