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ニュース・フラッシュ

2007年3月26日 シドニー 永井正博

豪州・Gunson社、政府よりCoburnミネラルサンド開発承認を受ける見通し

 地元紙等によるとGunson Resources社(本社パース、以下Gunson社)は、西オーストラリア州Gascoyne地域に位置する投資額100百万A$のCoburnミネラルサンド・プロジェクトの州政府の承認を間もなく受ける見通しである。
 2007年1月2日、Gunson社は、世界で3番目の未開発ジルコン鉱床と見られるCoburnプロジェクトの環境承認を受けたが、同様に、鉱山開発のための州政府の承認を受けなくてはならなかった。また、Gunson社は、鉱業活動の影響を避け、世界遺産のShark Bayマリーンパークを保護するために、プロジェクト周辺の土地を取得しなければならない。
 環境承認は年ごとの見直しを条件としており、もしGunson社が、環境上の責務を履行できなければ、その時点でライセンスは終了する。
 Gunson社は、既にCoburnで長さ35km、幅3km、深さ10~50mのミネラルサンドの鉱床Amy Zoneを確認している。この鉱床は、ジルコン生産平均6万t/年として20年間の鉱山寿命があるとみられている。Gunson社は、当初ジルコン生産量3万t/年、イルメナイト・リューコシン・ルチル生産量6万t/年で開始し、操業開始後3年で倍増することを期待している。

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