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- 銅 ベースメタル
ペルー・Southern Copper、銅生産を2012年までに現在の2倍に拡大
業界紙等によると、Southern Copper社のOscar Gonzalez社長は、CRU主催の国際銅会議において、2007年の銅生産量を69.6万tと予測するとともに、2012年までに133万t/年に倍増する計画であることを明らかにした。主な増産の根拠としては、ペルーのTia Mariaプロジェクト(現在、F/S中、酸化鉱鉱量2.2億t、銅品位0.37%)が、2009年までに銅カソードを45,000t/年生産する予定。Los Chancasプロジェクト(現在、プレF/S中、鉱量2億t、銅品位1.0%、モリブデン品位0.07%、金0.12g/t)が、2011年までに銅カソード53,000t/年、2019年までに、銅精鉱を117,000t/年の生産を目指している。Cuajone鉱山では、2009年に銅精鉱55,000t/年、モリブデン精鉱850t/年を追加生産を行う計画。また、メキシコのEl Arcoプロジェクトが、2012年までに銅カソード35,000t/年、銅精鉱155,000t/年の生産を目指すという。
さらに、同社長は、ペルーのQuellaveco銅プロジェクト(水利権を巡り現在凍結中)参入に向けてAnglo Americanと2年前から交渉していることも明らかにした。
