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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛 ベースメタル
2007年3月30日 ロンドン 高橋健一

ロシア・RCC社、年産10万t規模の亜鉛製錬所建設を計画

 各社報道によれば、ロシア第2位の銅生産者である、Russian Copper Company(RCC社)は、2009年までにロシアOrenburg州に、年産10万t規模の亜鉛製錬所の建設を計画している。RCC社は亜鉛精鉱を生産しており、2006年の精鉱生産量は亜鉛含有量ベースで20,711tとなっており、現在は、精鉱をChelyabinsk Zink Plant社に売却している。同社は2008~2009年にかけて、新規鉱山の開発により、生産量を7万~8万t規模に拡大する予定である。今回の製錬所建設計画は、今後の亜鉛精鉱生産量の拡大に向けて、自社製錬することを狙いとしたものである。建設投資額の算定は近々完了し、当初の見積額では2.1億US$とされている。

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