ニュース・フラッシュ
2007年4月3日
サンティアゴ
平井浩二
チリ・政府、鉱業エネルギー省を鉱業省とエネルギー省へ分割
3月26日付けチリ政府は、現在の鉱業エネルギー省を鉱業省とエネルギー省に分割すると発表した。鉱業大臣には、元鉱業エネルギー大臣のPoniachik氏が就任し、継続的に鉱業行政を担うこととなった。エネルギー大臣には新たにMarcelo Tokman氏(39歳)が選任された。Tokman氏は経済学者でこれまでVelasco大蔵大臣の顧問を務めていた。
アルゼンチンからの天然ガスの輸入規制に対抗するため、エネルギー資源の多様化を進めるチリにとってエネルギー政策は重要な課題であり、これに重点的に取組むため今回の措置が講じられたと考えられる。
