ニュース・フラッシュ
2007年4月3日
北京
土屋春明
中国・包頭市、2007年までに1/3の鉱山会社を整理
安泰科によれば、内モンゴル自治区国土資源庁の情報によると、鉱産資源の保護及び合理的な利用水準を着実に高めるため2007年に内モンゴル・包頭市は1/3の鉱山会社を整理する予定である。
現在、包頭市には410の鉱山会社がある。2006年に包頭市政府は各種違法採掘、探鉱活動に対する調査に力を入れ無許可採掘、環境破壊及び資源の無駄使い等の違法行為を摘発した。包頭市政府は鉱業経済の健全な発展を維持し、既存鉱山会社の統合を行うため市全体の鉱山会社の数を2007年中に300社までに整理する計画である。
包頭市政府は採掘秩序の規範化作業を行い、鉱業権の移行に対する市場化改革を進め、2006年末までに鉱業権の競売取引を21回開催し、189件の鉱業権譲渡があり、成約額は6,000万元となっている。
