カザフスタン・Kazakhmys社、5か年で、銅生産量30％増、10億US$の投資計画

　各社報道によると、カザフスタン最大の銅生産者であるKazakhmys社のOgai代表は、現在策定中の今後5か年の投資計画、増産計画の内容を、アルマティでのプレス・カンファレンスで明らかにした。これによれば、当初2～3年の銅生産量の伸びは、3～4%台となるものの、その後、Boshykul鉱床、Aktogai鉱床などの大規模鉱床の開発が立ち上がることにより、現在の銅生産量の30%増とする予定であるとした。また、この期間において、10億US$規模の投資を計画していることも明らかにした。現在は、鉱床開発のための資金計画、FSの準備に着手し、加えて新規4基の鉱石粉砕機設置のFSも開始している、とした。同社の2006年における自社鉱石からのカソード銅生産量は、前年比8.6%増の365千tであった。