Kinross Gold社、2007年のブラジルとチリでの金生産1.65百万ozに

　4月11日付け地元紙等によると、カナダのジュニアカンパニーであるKinross Gold社は、2007年のブラジルとチリでの金生産量が1.65百万oz(金換算キャッシュコスト330-340US$/oz)になると発表した。2006年末には1.50万oz(金換算キャッシュコスト320-330US$/oz)と見込まれていた。また同社が保有する金埋蔵量についても2006年末の27.9百万ozから45.3百万ozになったと発表した。また2006年にBema Goldを33億US$で買収したことにより、チリ・Cerro Casale金・銅鉱床の銅量1.3百万tが新たに加わった。現在Kinross Gold社はブラジルのParacatuおよびCrixas、チリのLa Coipa(50%)、Cerro Casale(49%)など3か国で9鉱山の権益を保有している。