カナダ・三菱商事、West McArthurウラン探鉱に参画

　三菱商事は、同社が100%出資する豪州現地法人である三菱ディベロプメント社(MDP社)が、トロントベースのジュニア企業であるCanAlaska Uranium社(CAU社)がカナダのサスカチュワン州アサバスカ盆地で探鉱中のWest McArthurプロジェクトへ参画したことを発表した｡
　West McArthurプロジェクトはMcArthur Riverウラン鉱山の西8㎞に位置しており、9つの鉱区(359㎞²)からなる｡
　MDP社は、CAU社が3か年半かけて行う探鉱に対して、11.0百万$支払うことにより同プロジェクトの50%の権益を取得するオプション契約を締結している｡この契約に従い、CAU社が2006年6月1日から支出した探鉱経費2.7百万$がまず支払われることになる｡
　CAU社は、2005年、2006年と同地区で電磁探査、空中重力探査を実施し有望地区を抽出、また、2006年の追加探査では、電気探査(IP)を行い、2つの抽出地点へのボーリングを決定し、2007年3月13日からは、3,600mに及ぶボーリングを開始している｡
　CAU社は、アサバスカ盆地で17プロジェクトを展開している｡2004年から鉱区を積極的に取得し、2005年から2006年にかけて15百万$を支出しウラン探査を行ってきている｡