中国海外工程公司、コンゴで銅・コバルト鉱山を開発

　安泰科によれば、中国海外工程公司は、コンゴで銅・コバルト鉱山を開発する計画で、投資の範囲は採掘から最終製品の生産までである。同公司はどの様な最終製品を生産するかについて説明しなかったが、電解銅、電解コバルト、或いは銅・コバルト合金と見込まれる。
　中国海外工程公司は2009年末までに、Katanga州の製錬所の銅生産量を2万t/年、コバルト生産量を1,500t/年にすることを計画している。同製錬所にはKatanga州にあるLuisha鉱山とMKM鉱山から銅、コバルト鉱石を供給する。
　中国海外工程公司は、元中国対外貿易経済合作部の直属企業で、現在、中国鉄道工程総公司の傘下にあり、主に国際的請負事業を展開している。