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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル レアメタル
2007年4月20日 シドニー 永井正博

Oxiana社、2007年第1四半期財務報告、中国・Henghao集団とニッケルプロジェクトのMOU締結

 Oxiana Ltd.(本社メルボルン、以下Oxiana社)は、2007年第1四半期財務報告を行い、ラオスのSepon鉱山からの銅生産が、鉱石処理プラントのバルブ漏れ補修作業等により、予想より低い13,827t(銅金属量)であったことを報告した。
 Oxiana社は、Sepon鉱山の第2四半期の生産を増やし、年間生産としては計画の60,000t~63,000tを維持する。
 主な事業の動向としては、西オーストラリア州のGolden Grove鉱山の亜鉛生産が、第1四半期は亜鉛よりも銅の生産にターゲットを絞ったため低調であった。
 南オーストラリア州のProminent Hill銅・金鉱山開発が、予算内でスケジュール通り進んでおり、2008年早々に鉱石が採掘され、最初の精鉱が2008年第3四半期に出荷されることが期待されている。
 また、Agincourt Resources社を買収し、ニッケルに参入する意志を表明したOxiana社は、中国第3位のニッケル鉱山会社であるHenghao Groupと中国のニッケルプロジェクトを評価するMOUを締結したことを報告している。

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