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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2007年4月23日 ロンドン 高橋健一

ザンビア・KCM社、総点検に伴う製錬所操業休止により銅生産量4千t減少

 各社報道によれば、ザンビア第1の銅生産者であるKonkola Copper Mines社(KCM社)は、現在、Nkana製錬所が、4月2日から22日までの期間、総点検のため部分的に操業休止しているが、この影響で4千tの銅生産量の減少となると報じた。KCM社では、今回の総点検による操業休止は予定されていたものであるとしている。また、ザンビア鉱山会議所のコメントでは、この操業休止による2007年の総生産量に大きな影響はない見通しであるとしている。Nkana製錬所はアフリカ最大の製錬所であり、銅の年間生産能力は約15万tであり、現在、拡張工事が進められている。拡張工事は2008年中に完了予定で、拡張後は30万tの生産能力となる。KCM社の主要株主はVedanta Resouces社(本社インド。ロンドンLSE上場)である。

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