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- 鉱種:
- 金 ベースメタル
豪州・KCGM社、Coolgardieの製錬所の大気排出基準違反で罰金
地元紙等によるとオーストラリア最大のSuper Pit金鉱山(Barrick Gold社50%、Newmont社50%所有)の操業者であるKalgoorlie Consolidated Gold Mines(本社カルグーリー、以下KCGM社)は、西オーストラリア州環境保護省(Department of Environment and Conservation:DEC)から、2年前の採掘ライセンス違反で25,000A$の罰金を科せられた。
罰金は、カルグーリーから30km南西のCoolgardieのGidji製錬所から排出された硫黄酸化物質が、基準値0.25ppmのところ0.4ppmであったという2005年5月の出来事に対して科せられている。
KCGMは、大気のモニターが2005年5月27日、0.4ppmを示したことを認めた。環境保護省は、記録されているレベルの0.4ppmは、採掘ライセンスで許可しているレベルの2倍であると述べた。この件は、調査中であったため、罰金の履行が遅れているが、KCGMは、この処罰を受け入れて罰金を支払うとしている。
また、正式にCoolgardieの住民に対する謝罪の声明が出され、改善処置がなされている。KCGMは、硫黄酸化物質の排出レベルは基準値のレベル内であると述べている。
