ニュース・フラッシュ
2007年4月30日
シドニー
永井正博
豪州・南オーストラリア州ColonaジルコンJVプロジェクト、Tripitaka鉱床のプレFS開始
Adelaide Resources Ltd.(本社アデレード、以下Adelaide社)が49%、Iluka Resources Ltd.(本社パース、以下Iluka社)が51%の権益を所有している南オーストラリア州Colona JVは、2回の予備調査の良好な結果を受けてEucla BasinのTripitaka ジルコン鉱床のプレFSが開始された。
鉱山設計を行ったAustralian Mining Consultantsによると、Tripitakaジルコン鉱床からは5年間で500,000tのジルコンを生産できる可能性がある。水文地質学的調査によると、プロジェクトに地下水供給ができる水源があると確認された。Iluka社とAdelaide社は、プレFSで、予測資源量を概則資源量に引き上げるためのボーリング、水源を確認するための空中電磁気探査、冶金テストのためのボーリングによるサンプリング、州政府の採掘リース承認手続きを実行する。これらの大半を2007年中に終了し、引き続きFSを行う予定。
