エクアドル・Mirador銅プロジェクト、精鉱の積出埠頭建設に反対運動発生

　地元業界紙等によると、Mirador銅開発プロジェクトのオペレーターであるEcua Corriente社は、銅精鉱の積出港を太平洋岸南部のBolivar港とし、港湾当局と鉱石積み出し専用新埠頭建設の交渉を行っているが、この埠頭建設に当たり、環境保護団体、Bolivar港住民より建設反対運動が起きているという。
　Miradorプロジェクトは、初期開発投資額は195百万$で、当初の操業規模は粗鉱量2.5万t/日(産銅量約6万t/年、産金量約1t/年、産銀量約12t/年)、生産開始は2008年中頃の見通しとされていたが、2006年末から、地元住民の開発反対運動の激化で工事が中断している。