ニュース・フラッシュ
2007年5月10日
シドニー
永井正博
PNG・Bougainville Copper社、PNGのPanguna鉱山の探鉱再開へ
Bougainville Copper Ltd.(本社ポートモレスビー、以下Bougainville Copper社)は、PNGのPanguna鉱山の探鉱と操業再開に向け準備中と述べた。
Bougainville Copper社は、Panguna鉱山の環境汚染に土地所有者が怒ったことに端を発し騒乱状態となり、Bougainville反乱軍のリーダーFrancis Onaによって、Panguna鉱山の放棄を迫られた経緯がある。
2007年の年度総会で、Bougainville Copper社のPeter Taylor会長は、Pangunaの特別採掘リースと7つの隣接探鉱ライセンスの地域で、この機会を利用し再開する時であると述べた。Tailor会長は、株主にBougainvilleでの鉱物探鉱は依然として禁止であるが、Bougainville Copper社は、PNG政府及びBougainvilleの株主と交渉し、Bougainville Copper Agreementの改定に成功すると確信していると述べた。土地所有者と新Bougainville自治政府もその意向と言われる。
Bougainville Copper BCL社はRio Tintoが53.6%、一般株主が27.4%、PNG政府が19%の権益を所有している。
