ニュース・フラッシュ
2007年5月14日
ロンドン
高橋健一
ロシアとカザフスタン、国際ウラン濃縮センター設置協定に調印
各社報道によると、ロシア政府とカザフスタン政府は、5月10日、国際ウラン濃縮センターの設置に関する政府間協定に調印した。協定は、ロシア、プーチン大統領及びカザフスタン、ナザルバエフ大統領立会の下、ロシア側がKiriyenkoロシア連邦原子力庁長官、カザフ側がEzmukhambetov鉱物資源大臣により署名された。この協定により、事業会社が設立され、初期の段階では、既存のAngarsk化学プラントを転用する予定であるとしている。ただし、Kiriyenko長官のコメントでは、実際のプラントの始動は、他の第三国の協定への参加後、開始される予定であるとし、現時点で、アルメニア、ウクライナなど5~7か国が、参加に関心を示しているとしている。
