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ニュース・フラッシュ

2007年5月15日 リマ 西川信康

カナダのジュニア企業が相次いでリマ証券取引所に上場

 業界紙等によると、カナダのジュニア企業Panora Minerals社は、ペルーの安定したマクロ経済や高値の続く国際金属価格、ペルー国内の労働力の質の高さなどを理由にリマ証券取引所(BVL)に上場した。BVLに上場するジュニア企業は、Candente Resources社、Vena Resources社、Peru Copper社に次いで4社目となる。
 Panora Minerals社は主に、ペルー南部のアプリマック県を中心に金及び銅鉱床開発プロジェクトの探査活動を行っているが、6月には、ブラジルのCVRD及びチリのAntofagastaが共同所有するCordillera De Los Andes社を買収する予定。
 同社のPLION社長は、活動周辺地域の住民との関係は良好であるとし、これまでにない試みとして活動地域における優秀な学生に対する奨学金制度を導入したことを明らかにした。
  また、同社が活動を展開するぺルー南部は、鉱業を取り巻く社会問題の多い北部と違って比較的活動しやすい地域であるとコメントしている。

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