ニュース・フラッシュ
2007年5月22日
サンティアゴ
平井浩二
アルゼンチン・Barrik Gold社、Famatinaプロジェクトから撤退を表明
5月16日付け地元紙等の報道によると、カナダのBarrik Gold社はアルゼンチンのラ・リオハ(La Rioja)州に位置するFamatinaプロジェクトから完全に撤退することを明らかにした。
Barrick Gold社は、2007年3月にラ・リオハ州下院がシアン等の有害物質を使用した露天掘り鉱山の操業を禁止する法案を採択したため、Famatinaプロジェクトの探鉱を一時中止していた。同社のスポークスマンによると、近日中に探鉱キャンプの撤去を開始する。
地元新聞紙等によると、Barrick Gold社が撤退を早急に決定したのは、数か月に渡りFamatina地区へのアクセス道路を封鎖した環境団体の活動が大きく影響しているとのことである。
