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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2007年5月28日 ロンドン 高橋健一  2007. 5. 23 シドニー 久保田博志

ボツワナ・Maun銅プロジェクト、Discovery Metals社(豪州)、資源量40%拡大

Discovery Metals社(豪州)は、5月22日、これまでに実施したボーリング調査により、ボツワナ北西部のMaun銅プロジェクトの予測鉱物資源量が、これまでよりも40%増の31.6百万t、銅品位1.3%に拡大したと発表した。資源量の拡大要因は、プロジェクトの主要鉱床であるZeta鉱床とPetra鉱床において銅品位が上昇したことにあり、Zeta鉱床では約7百tの資源量が追加され、資源量27.1百万t、銅品位1.4%(当初1.3%)に上昇したことにより、他の鉱床と合わせた全体の資源量は31.6百万t、銅品位は1.2~1.3%となり、銀も含有される。Zeta鉱床は、地表の浅い位置から傾斜して胚胎しているため、初期段階ではオープンピット採掘に適しており、短期間にキャッシュフローを産出し、利益を上げることも可能と、同社では見ている。Maun銅プロジェクトでは、2006年から総掘進長6,000mのボーリング調査などが続けられており、この結果により、今後プレFS段階に進むかどうか決定する予定である。

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