ペルー・エネルギー鉱山省、La Zanja銅・金プロジェクトに関する地元住民との討論会を開催

　業界紙等によると、カハマルカ県のLa Zanja銅･金探鉱開発プロジェクトサイトで、反鉱山運動が激化している問題で、エネルギー鉱山省は、同サイトのあるサンタ・クルス群及びサン・ミゲル郡の自治体や地域住民グループを対象に、本プロジェクトに関する情報提供を行うための討論会を近く開催することを明らかにした。
　カリオンエネルギー鉱山省地方局長によれば、カハマルカ県政府代表やNewmont及びBuneaventuraの役員などにも討論会への出席を呼びかける予定で、開催期日は近日中に発表される見通し。
　同局長は、地元住民側から、プロジェクト中止の要求が起こったことを受け、プラン、トンゴ、カルキス等の地区の住民らに対して本プロジェクトはまだ探査段階であり、周辺の環境を汚染しているとの情報は誤りであるとしつつ、河川や渓谷の汚染に対する一部住民の危惧も理解できるとし、討論会が正確な情報提示と意見交換の場となることに期待したいとコメントしている。