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ニュース・フラッシュ

2007年5月31日 シドニー 永井正博

マラウィ・Kayelekeraウランプロジェクト(Paladin社)に対し、NGOが提訴

 Paladin Resources社(本社パース、以下Paladin社)は、5月28日、マラウィのNGOのグループがアフリカの子会社のPaladin(Africa)Ltd.とマラウィ政府に対して2つの訴訟を起こしたことを公表した。
 訴訟は、Kayelekeraウランプロジェクトの開発に関し、政府とPaladin社がマラウィ環境管理法(Malawi Environment Management Act)の下でプロジェクトの環境承認を得た過程に欠陥があると主張しており、地域住民と地域を保護する方法の追加を求めている。Paladin社は、環境アセスメントに関してすべてのクレームに対し抗弁する意向である。Kayelekeraプロジェクトは、2009年開始を計画している。
 また、Paladin社は、ウラン探鉱会社のSummit Resources社(本社パース、以下Summit社)の買収オファーの期限を延ばさず6月1日に締め切った。Summit社は、5月30日、Paladin社がSummit社の株を80%以上確保したのでAlan Eggers社長が退任することを報告した。

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