ニュース・フラッシュ
2007年6月2日
リマ
西川信康
ペルー・Yanacocha労使が合意達成
業界紙等によると、数か月に及んだYanacocha鉱山の労使交渉が合意に達し、両者は今後3年間に関する合意書に署名した。
労働省によれば、合意書では合計7段階ある労働者の給与全てに対して平均15%の昇給が認められている。具体的には、交渉前は最低の月給が1,920ソーレス、最高が3,210ソーレスだったが昇給によりそれぞれ2,120ソーレス、3,780ソーレスとなる。
さらに2008年及び2009年にはそれぞれ8%の昇給が決定されたほか、ボーナスや臨時手当も認められた。但し、一部の現場労働者は、この決定に不満を表していると伝えられている。
