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ニュース・フラッシュ

2007年6月4日 シドニー 永井正博

豪州鉱業協会、職業訓練教育改革を支持

 地元紙等によると連邦政府のAndrew Robb職業・技術訓練大臣は、職業訓練教育の必要性に応えるため、州立のTAFE(技術専門学校:Technical And Further Education)の自主性拡大について州政府と話し合った。
 豪州鉱業協会(MCA)は、TAFEは形式主義であることから、鉱業界は公共の訓練システムはあきらめており、私立の訓練機関やTAFEでも商業ベースで運営されているコースを使用していると指摘しており、Andrew Robb大臣はTAFEにもっとカリキュラムの自由裁量権を与えるべきとの提案をしている。
 MCA会長のPeter Coates氏(Xstrata Coal社、CEO)は、熟練労働者の不足が次の10年の鉱業の成長を妨げる主たる制約要因になると述べている。

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