ニュース・フラッシュ
2007年6月5日
北京
土屋春明
中国有色金属工業会会長、国内鉱物資源不足に対し、資源開発と資源の総合利用を強化
安泰科によれば、四川省成都市で開かれた「第5回中国国際非鉄金属鉱業フォーラム」で中国有色金属工業会康義会長が挨拶し、工業化、都市化の加速、消費レベルのグレードアップに伴い、国民経済の非鉄金属に対する需要が継続的に増加し、非鉄金属工業は今後更に成長するものと予想され、鉱物資源の不足が一層深刻になると語った。
現在、中国の非鉄金属鉱物資源はタングステン、モリブデン、錫、アンチモン、マグネシウム及びレアアースなどの鉱種は自給可能であるが、銅、アルミ、鉛、亜鉛、ニッケルなどの鉱種の自給率は年々低下している。2006年には銅の70%、アルミの37%、鉛の27%、亜鉛の25%が輸入に依存している。国内非鉄金属工業の発展においては資源不足、環境問題が益々深刻になっている。従って、今後は、科学的発展を徹底的に実施し、産業構造を調整し、成長方式を転換し、鉱物資源の開発と総合利用を一層強化すると同会長は語った。
