ニュース・フラッシュ
2007年6月11日
メキシコ
小島和浩
メキシコ・グルポ・メヒコ(GM)社、今後5年間でメキシコ国内鉱山等へ総額41億US$の投資を計画
業界情報(6月5日付け)等によると、GM社は、今後5年間でメキシコ国内の鉱山操業へ総額41億US$を投資する計画を明らかにした。
この投資計画には、サンルイスポトシ市の亜鉛製錬所の拡張、ミチョアカン州のアンガンゲオ(Angangueo)多金属鉱山及びバハ・カリフォルニア州のエル・アルコ(El Arco)銅鉱山の開発が含まれる。同社は、これらの新規プロジェクトによって新たに12,139人の雇用が生まれるとしている。また、この計画には先週発表されたソノラ州・カナネア鉱山の銅生産量倍増計画への投資1,140百万US$、カナネア鉱山近隣に位置するブエナビスタ亜鉛・銅(Buenavista)鉱山開発のための206百万US$、ソノラ州・ガイマス(Guaymas)市の銅製錬・精錬所建設工事への投資800百万US$、及び同じくガイマス市に建設する発電能力400メガワットの発電所への投資800百万US$が含まれる。さらにGM社は今後5年間(2007~2012年)で探鉱プロジェクト、設備の更新、環境・保安対策及び従業員研修等へ総額834百万US$を投資する予定である。
