ニュース・フラッシュ
2007年6月11日
シドニー
永井正博
豪州・Southern Uranium社、Olympic Dam鉱山近傍のCocky Swampプロジェクトで、良好な重力探査結果
Southern Uranium Limited(本社ブリスベン、以下Southern Uranium社)のオーストラリア証券取引所(ASX)上場後の、Cocky Swampプロジェクトにおける最初の重力探査は、銅・金・ウラン鉱床胚胎の可能性が高いことを明らかにした。
Cocky Swampプロジェクトは、南オーストラリア州Olympic Dam鉱山の60km南に位置し、1980年にWMC(Western Mining Corporation)社によって磁力探査の異常域を対象に行ったCSD-1ボーリング地点に隣接している。WMC社のCSD-1は、コアサンプル分析で銅1.05%、金0.65g/t、銀6g/t、ウラン34ppm(U3O8)であった。新しい重力探査の異常域は、Olympic Dam鉱山に代表されるIOCGU型の高密度の鉱化作用の可能性があると解釈されている。
Southern Uranium社は、Cocky SwampプロジェクトでCrescent Gold LimitedとJVを形成しており、この新しい重力異常域に早い機会に1,000mの垂直ボーリングを打つことを提案している。Southern Uranium社とCrescent Gold社は探鉱ライセンス(EL 3603)の権益を50%ずつ所有する。土地使用ボーリングの契約は直ちに始まるが、ボーリングのターゲットは連邦政府から使用許可が必要なWoomera Prohibited Areaに位置している。
