ニュース・フラッシュ
2007年6月14日
シドニー
永井正博
ナミビア・Paladin社(豪州)、Langer Heinrichウラン鉱山の生産見通しを引き下げ
Paladin Resources社は、ナミビアのLanger Heinrichウラン鉱山からの採掘量が予定どおりには増加しなかったため、生産見通しを引き下げた。
ウラン精鉱処理で、6月30日までに、200,000lb(91t)のウラン精鉱が生産され、これに70,000lb(32t)の在庫を加えても、期待されていた生産目標400,000lb(181t)には、130,000lb(59t)足りなかった。これは、2007年の初めの操業の立ち上がりの問題と熱交換器の安定に時間を要した結果である。
Paladin社は、2008年度は2008年6月末までの1年間で2.6百万lb(1,179t)のウラン(U3O8)の生産を目標にしている。
また、Paldin社は、マラウィのKayelekeraのプロジェクトが地方の電力網の問題でスケジュールが遅れるという報道は否定した。同社は、ディーゼル発電機を発注しており、2008年9月には、Kayeleckeraを開始できることを期待している。
