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ニュース・フラッシュ

2007年6月19日 サンティアゴ 平井浩二

チリ・Pascua Lamaプロジェクトの送電設備建設に係る環境影響評価(EIA)を提出

 6月14日付地元各紙の報道によると、Barrick Gold社のチリ子会社Minera Nevada社はPascua Lama金・銀プロジェクトの送電設備建設(投資額100百万US$)に係る環境影響評価をチリの環境当局に提出した。
 この計画はチリの中部電力連結システムからPascua Lamaプロジェクトの位置するチリ第Ⅲ州、アルゼンチンの国境地域まで220KWの送電線を建設するもので、3つの中継施設の建設が含まれる。また、Barrick Gold社は同社がアルゼンチン、San Juan州に保有するVeladero鉱山との連結も考えている。チリ当局からの許可が得られれば、2007年9月から建設を開始する予定である。
 Pascua Lamaプロジェクトは2010年から操業開始予定で、投資額23-24億US$、当初5年間の年間生産量は金:750,000oz、銀:35百万ozである。

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