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ニュース・フラッシュ

2007年6月19日 北京 土屋春明

中国・新彊アルタイ地域、重要鉱産資源開発地域に発展

 安泰科によれば、新彊のアルタイ地域は中国内の重要な鉱床賦存地域で2006年、国内30の地質探査専門チームが、2.3億元を投入し、新疆アルタイ地域で332件の探査プロジェクトを実施した。その結果、ベリリウムの埋蔵量は国内第1位を占め、ニッケル、セシウム、リチウム等の埋蔵量も豊富で銅の埋蔵量は1,500万t、鉄の埋蔵量は6.3億tである。
 哈巴河県に位置する阿舎勒銅鉱山の銅金属量は91.95万tで現在、国内銅鉱山の第3位である。福建省の紫金鉱業公司、新彊有色集団などの企業が5億元を投入し、銅鉱山を開発し、2006年の生産額は14億元を突破した。なお、同鉱山の出鉱量は4,000t/日である。
 現在、新彊アルタイ地域では5社の企業が上場をとげ、10社余りの企業集団が鉱産資源探査開発事業を実施している。

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