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ニュース・フラッシュ

2007年6月25日 シドニー 久保田博志

豪州・Tasman Resources社、南オーストラリア州のボーリング補助制度を受ける

 Tasman Resources NL社(本社パース、Tasman社)は、2007年6月20日、Chudys亜鉛・鉛・銀プロジェクト(南オーストラリア州)においてボーリングを開始したこと、同ボーリング調査が2006年末に南オーストラリア州政府の探鉱促進事業「PASE」のボーリング助成を受けていることも明らかにした。
 Tasman社は、ミシシッピーバレー・タイプのChudys亜鉛・鉛・銀プロジェクト探鉱に1,000mのボーリング調査を計画、南オーストラリア州から75,000A$のボーリング資金補助を受けている。
 Tasman社幹部は、「2003年にオーストラリア地球科学機構(Geoscience Australia)がOlympic Dam鉱床を通る測線で実施した深部地震探査がこれまで知られていなかった構造線や地質情報を明らかにし、その結果、新たな探査地域の抽出に役立った」、「更に、「PASE」による探鉱促進事業による助成金の交付が同社のボーリング実施につながった」などとコメントしている。

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