ニュース・フラッシュ
2007年7月6日
シドニー
久保田博志
豪州・Iluka社、Eucla鉱床開発へ向けたFS開始
Iluka Resources Limited(本社パース、以下Iluka社)は、2007年7月4日、Jacinth-Ambrosiaミネラルサンド・プロジェクト(南オーストラリア州Eucla地域)の最終的なFSの開始を同社役員会が承認したと発表した。
FSは、2008年中旬までに完了し、開発が決定されれば2010年中旬には生産開始となる見込み。Iluka社は、同社の既存関連施設の利用を前提としたFSを実施するとしており、これにより開発コストを削減できるとしている。現段階での初期投資額は400百万A$程度、年間ジルコン生産量は300,000t、鉱山寿命は15年以上と見積もられている。
同鉱床は、Jacinth鉱床が2004年9月に、Ambrosia鉱床が2004年に発見されている。
