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ニュース・フラッシュ

2007年7月9日 メキシコ 小島和浩  2007. 7. 10 バンクーバー 武富義和

Coeur d’Alene Mine社(米国)、Bolnisi社(豪州)及びPalmarejo社(カナダ)吸収合併のための資産評価手続きを完了

Coeur d’Alene Mines社(本社アイダホ、NYSEとTSX上場)は、Bolnisi Gold社(本社シドニー、ASX上場)及びPalmarejo Silver and Gold社(本社ケベック、TSX-V上場)を吸収合併するための資産評価(Due diligence)を完了した旨、7月3日付けCoeur社HPに発表した。 上記3社は、Coeur社がBolnisi社の全株式及びPalmarejo社の全株式(Bolnisi社所有分を除く)を総額11億US$で取得することについて、2007年5月に合意に達している。同HPの発表によると、関係3社の株主総会を10月には開催し2007年第4四半期には合併が終了する予定である。 Coeur社は、世界有数の銀生産者であり、アラスカ、アルゼンチン、豪州、ボリビア、チリ、ネバダ、タンザニアで事業展開している。今回の吸収合併により、銅生産量が2009年には2007年比47%増の32百万ozになる。 Bolnisi社及びPalmarejo社は、メキシコ・Chihuahua州西シェラマドレ山脈に位置するPalmarejo金銀プロジェクトの権益100%を保有しており、2007年8月を目途にプレFSを実施中である。同プロジェクトは総資本コスト200百万US$、2008年第4四半期の生産開始の予定で、粗鉱生産2百万t/年、銀12百万oz/年、金110千oz/年を見込んでいる。

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