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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2007年7月10日 シドニー 永井正博

コンゴ・Kinsevere銅鉱山開発、Ausenco社(豪州)が請負

 国際的な鉱業エンジニアリングサービス会社のAusenco Ltd.(本社ブリスベン、以下Ausenco社)は、コンゴ民主共和国のKinsevere銅プロジェクト第2ステージのEPCM(エンジニアリング、資材調達、建設、管理)コントラクターに指名されたことを発表した。
 Kinsevere銅プロジェクトは、Anvil Mining Ltd.(本社パース、以下Anvil社)所有であり、コンゴ民主共和国(DRC)のKatanga県の首都Lubumbashiの27km北に位置している。
 Anvil社は、2007年4月に、総額238百万US$の銅プロジェクトの第2ステージ開発を承認し、Ausenco社が鉱山設計を行う。Ausenco社は、銅プロジェクトで国際的に広範な経験があり、特にアフリカで数多くのプロジェクトを成功させた実績がある。Ausenco社は1991年に設立され、33か国でこれまで投資額で10億US$を超えるプロジェクトを実施しており、現在は投資額27億US$を越えるプロジェクトを実施中である。顧客は世界第1位の鉱山企業BHP Billitonを初めRio Tinto、Oxiana、Barrick Gold、Newmont Mining、Newcrest Mining、Sino Gold、Kingsgate Consolidated等の各社である。
 Anvil社は、カナダ(TSX)とオーストラリア(ASX)に上場している銅と銀生産者で、コンゴのKatanga県でKinsevere銅鉱山のほか、Dikulushi銅銀鉱山、Kulu銅テーリング鉱山を操業している。

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