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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2007年7月21日 リマ 西川信康

ペルー・カヤオ地方政府、鉱山企業に対して1トンあたり2$の税金を徴収

 業界紙等によると、カヤオ地方政府は、精鉱の輸出業者に対して港までのルート周辺の汚染を理由に、1トンあたり2$前後の環境税を設定する旨の事前告示を行う予定であるとしている。
 これは、環境税の設置によって年間約1千万$を徴収し、カヤオ内における重金属被害地域の健康・食糧・インフラなどに関するプログラム専用基金の設立を目的とする。
 クーリ知事は、この税金は、鉱山企業が鉱山地域に対して支払うカノン税と同様の趣旨であるとし、本制度の正当性を訴えた。

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