ERA社、2007年第2四半期報告

　Energy Resources Australia社(本社ダーウィン、以下ERA社)は、7月17日に2007年第2四半期(4月～6月)報告を、7月26日に2007年上半期財務報告を発表した。
　ウラン生産量(U₃O₈)は、前年同期比150%増加、前期比48%増加の1,490tに達した。これは、Ranger鉱山(北部準州)での雨季前に試掘した高品位鉱石の処理によるもの。当四半期の採掘量は露天採掘ピットの水位上昇により10%減少した。
　2007年上期の税引き後利益は、Ranger鉱山での大雨による生産減少が影響して、前年同期比50%減の5.7百万A$となったが、ERA社は、露天採掘ピット内の排水量の改善とウラン回収率の向上により、2007年の年間ウラン生産量は5,200t以上、2008年も5,000t以上になると予想している。