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- アンチモン レアメタル
メキシコ・USアンチモン社、サン・ミゲル鉱区の選鉱プラント用地を取得
2007年7月23日付け業界情報等によると、米・モンタナに本社を置くUSアンチモン社(United States Antimony Corp.)は、メキシコ・ケレタロ州に保有するサン・ミゲル(San Miguel)鉱区の鉱石処理のための浮遊選鉱プラント用地を取得したと発表した。同鉱区は、ケレタロ州カデレイタ(Cadereyta)郡に位置し、アンチモンを主に、副産物として金、銀を産出する予定である。また、2006年半ばに同社は、精鉱を処理するための製錬所の建設を完了している。
同社は既に鉱石の採掘許可を取得済みであり、現在、同選鉱プラント建設工事の許可待ちの段階にある。選鉱プラント用のミル及びその他の機材は、既にモンタナで準備されており、メキシコに輸送する用意が整っている。選鉱プラントの給水に関しては、カデレイタ郡の排水処理プラントで処理された水を購入する計画である。同社は、同プラント建設工事の許可を取得次第、建設工事を開始し、2007年第4四半期から精鉱の生産を開始する予定である。
