ニュース・フラッシュ
2007年7月31日
サンティアゴ
平井浩二
アルゼンチン・Mendoza州の鉱業規制法案を巡る動き
7月23日付け地元紙等の報道によると、アルゼンチンMendoza州で探鉱を実施する幾つかのジュニアカンパニーが、2007年6月にMendoza州下院が可決した、シアン等有害物質を使用した鉱業活動を禁止する法案に反対し、訴訟を起こすことを検討している。
訴訟を検討しているのは、カナダのジュニアカンパニーであるPortal Resources社、Tenke Mining社及びアルゼンチン原子力委員会(CNEA)で、Mendoza州に鉱区を保有するEnergia Mendoza社も訴訟に興味を示している。
同法案が可決して以来、約10億US$の投資プロジェクトに影響を与えていると言われており、カナダのLatin American Minerals社がCerro Amarillo金プロジェクト継続の可否を検討しているほか、カナダのExeter Resource社はDon Sixto金プロジェクトを中断、Portal Resources社も3百万US$投資する予定であったAnchorisポーフィリープロジェクトを中断している。
