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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛 ベースメタル
2007年7月31日 北京 土屋春明

中国・紫金鉱業集団公司、ロシアの鉛・亜鉛鉱山を買収

 安泰科によれば、国家発展改革委員会の情報として紫金鉱業集団公司がロシアのタシトク鉛・亜鉛鉱山を買収していたことが明らかになった。同鉱山の埋蔵量は150万t(鉛・亜鉛合計金属量)で鉛・亜鉛品位は10%である。本プロジェクトへの投資額は1億US$になると推測されている。
 2007年上半期、紫金鉱業集団公司傘下の新彊紫金鉱業有限責任公司は、イギリスのCBML社と株権益移転協議書を締結し、CBML社の合弁企業であるタジクスタン黄金企業(ZGC社)権益75%を買収した。更に、紫金鉱業集団公司は、イギリスのMonterrico社50.17%の権益を買収し、ペルー北部Rio Blancoにある超大型銅・モリブデン鉱床の採掘権を取得することとなった。
 国家発展改革委員会は金生産企業の合併・再編を誘導・推進し、産業の競争力を強化し、大手金生産企業である紫金鉱業集団公司の海外進出事業を継続的に支援する方針である。

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