ザンビア・2007年上半期の銅生産量は15％減の229千t

　各社報道によれば、ザンビア中央銀行は、7月31日、2007年上半期の銅生産量を発表し、前年同期比15%減の229,102tとなった。また、コバルトも同様に、前年の2,393tから2,172tへと減産となった。減産となった主な要因は、年度当初の洪水の影響で、大部分の鉱山において、その後も通常の生産規模に達しなかったことに加え、3月に発生したコンゴ民主共和国からの鉱石の輸出禁止措置が影響したものとしている。しかしながら、今後の生産量は回復基調にあるため、最終的な2007年の目標は達成可能であると、同銀行では見ている。産業界の予測では、2007年の同国の銅生産量は約67万tとされている。