ニュース・フラッシュ
2007年8月6日
リマ
西川信康
ペルー政府、メキシコPeñolesにチリ国境付近の鉱業権を付与
業界紙等によると、バルディビア・エネルギー鉱山大臣は、メキシコPeñolesの現地子会社に対し、チリとの国境から50㎞内に存在する3か所の鉱業権を許可したことを明らかにした。 ペルー憲法では、国防上の問題から、国境から50kmの範囲内における外国企業による鉱山の所有を禁じているが、今回政府は民間投資促進を重視して鉱区付与を認める結果となった。エネルギー鉱山省によれば、Peñolesが取得した鉱区はMinaspampa2、Minaspampa3、Minaspampa5の3か所で、銅、亜鉛、金の賦存の可能性があるとしている。
