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- 銅 ベースメタル
ペルー・Quellaveco銅プロジェクト、Anglo AmericanがFS見直し
業界紙等によると、Anglo Americanは、米国のエンジニアリング会社であるFluor社に、Quellaveco銅プロジェクトのFS見直しを依頼したことを明らかにした。2008年上半期までに完了し、開発決定が下されれば、2012年に年産20万tの銅が見込まれる。
同社は2000年に、一度、FSを終了したが、その後水利権の問題が発生し、価格低迷も重なり、本プロジェクトはしばらくの間塩付けになっていた。最近の銅価格高騰と水利権の問題に解決の目処が立ったことから、FSの見直しを決定したもの。本プロジェクトの権益はAnglo Americanが80.5%、IFC 19.5%。なお、ペルー産銅大手のSouthern Copper社も同プロジェクト参入に関心を示しているとされる。
