ニュース・フラッシュ
2007年8月14日
バンクーバー
武富義和
Goldcorp社、2007年第2四半期の利益激減
Goldcorp社の2007年第2四半期の利益は、金価格が高かったにも係わらず、前年同期の190.4百万US$から2.9百万US$へと98%の減となった。なお、売上高は15%増の567百万US$、金の販売量は546千oz、金に換算した全キャッシュコストは133US$/ozとなっている。また、総額31.7百万US$の配当を行った。
トピックとして、メキシコのPenasquito鉱山の推定+確定埋蔵量は、金が31%増え13.0百万oz、銀が50%増え864百万oz、鉛・亜鉛が60%増え、それぞれ2.67百万t、5.81百万tとなった。
なお、ヒープリーチングによる操業が遅れているメキシコのLos Filos鉱山、品位に問題のあるネバダのMarigold鉱山等あるが、2007年は、キャッシュコスト150US$/oz以下で2.2~2.3百万ozの金生産を計画。
