ニュース・フラッシュ
2007年8月17日
サンティアゴ
平井浩二
チリ・CODELCO、2007年上半期の売上は前年同期比5.1%増の5.65億US$
8月14日付けCODELCOの発表によると、2007年上半期のCODELCOの売上(ElAbra鉱山を除く)は銅価格の高騰により、前年同期比5.1%増の56.46億US$となった。銅機密法による軍への拠出金は6.79億US$、所得税は21.56億US$、鉱業特別税は1.94億US$で、純利益を含めた余剰金(国庫への納入金)は前年同期比1.0%増の46.7億US$となった。
CODELCOの2007年上半期の生産量(ElAbra鉱山を除く)は、2006年同期と比べ35千t減少し、764千tとなったが、これは銅品位の低下と鉱石処理量の減少によるものである。2007年上半期の鉱山別生産量は、CODELCO Norteが前年同期比6.5%減の417千t、Salvadorが前年同期比10.5%減の34千t、Andina前年同期比5.9%減の112千t、El Teniente前年同期比2.6%増の201千tであった。El Abra(CODELCO権益分)の生産量は前年同期比24.1%減の41千tであった。一方、キャッシュコストは2006年上半期の33.1c/lbから僅かに減少し、31.1c/lbとなった。
