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ニュース・フラッシュ

2007年8月28日 サンティアゴ 平井浩二

チリ・CODELCO、15万haの保有鉱区を中規模鉱山会社に譲渡

 2007年8月23日付け地元新聞等によると、CODELCOは経費削減のため、同社が保有する鉱区を2011年までに15万ha削減する。削減される鉱区はCODELCOが開発するのに小規模であると判断したもので、ENAMIを通じてチリの中規模鉱山会社に譲渡される。
 チリには現在、探鉱及び開発鉱区が800万ha存在するが、そのうち約300万haはCODELCOが所有している。しかしCODELCOは保有する鉱区のうち、30万haについては銅資源の存在が確認できているにもかかわらず、その規模の低さから探鉱を実施していない。CODELCOは鉱区を維持するため4.0-6.0US$/haを支払っているが、優先順位の低い鉱区を譲渡することにより鉱区維持コストを15%削減できる見込みである。

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